運命に泣かず、挫けることを知らない。
そんな彼女は美しかった。
誰にも媚びず、最後まで一人で戦った。
そんな彼女は気高かった。
彼女は眩しくて、ただただ神々しくて。
私には、そんな彼女が必要だった。
正直、この文面を見る限り、
罪滅し編の主人公は
竜宮礼奈(レナ)じゃないのか?
梨花は、戦ってません。
決まっているはずの予定調和に諦め、
それでも予定調和が崩れることを期待して、
赤坂に命を狙われていることを告白し、
助けを求めましたが、
これは戦いではありません。
TIPS内でも、
予定調和に対しては、
諦めていたような節すら見えます。
「だからこそ」
予定調和が崩れると嬉しかった。
のでは?
この詩の「彼女」には、
レナこそがふさわしい。
気がします。