同病院の志村早苗院長は「犯人が会いたいというなら会うし、何でもするが、接触も要求もない」と述べ、「赤ちゃんなのでかなりの声で泣いているはず。どんなことでもいいから連絡を下さい」と情報提供を呼び掛けている。だが仙台はこの日夜も厳しく冷え込み、専門家は「生後一カ月以内の新生児は体が外界に適応していないので、乳児の中でも最も危ない」などと赤ちゃんの安否を心配している。
捜査本部によると、六日午前三時四十分ごろ、同病院三〇七号病室に男が侵入。ベッドを仕切っていたカーテンを開け、山田弓美さん(23)に「火事だ」と声をかけ、生後十一日の長男、柊羽(しゅう)ちゃんを連れ去った。柊羽ちゃんは誕生時四千グラム。連れ去られたときは、白の産着しか着ていない。
男は四十−五十歳、身長約一七五センチ、中肉で浅黒い顔、オレンジ色の縁の眼鏡。髪はボサボサで、立体マスクをつけ、黒いよれよれのハーフコートに軍手姿だった。
男は柊羽ちゃんを誘拐する直前に同病院三階のナースセンターを訪れ、「院長とわれわれの問題だ」などと話した上で、「院長宅にガソリンをまいた」などと書かれた病院への苦情とみられる文言を提示。二人の看護師を発煙筒のようなもので脅し、約十メートル離れた三〇七号病室に入った。
三〇七号室は四床で三人が入院。弓美さんは出入り口に近いベッドにおり、柊羽ちゃんは隣のベビーベッドで寝ていた。男がマスクをして「火事だ」と言ったため、弓美さんは病院関係者が柊羽ちゃんを火災から助けに来たと思ったという。通報を受け県警は病院裏手の山など周辺を捜索。警察犬を使った捜査などから、男が車で逃走した可能性もあるとみて、県内の主要交通機関で検問も実施したが、柊羽ちゃんの発見には至っていない。
長引く事態に「これまでの連れ去り事件のように、子供を欲しがる女の犯行だったら面倒を見てくれるが、今回は男で心配」と懸念が強まっている。仙台産婦人科医会の鬼怒川博久会長は「外気による急激な体温の低下で生命に危険が生じる。容疑者は一刻も早く赤ちゃんを戻して」と語る。
東大病院女性診療科・産科の藤井知行助教授は「生後間もない乳児には栄養と保温、清潔が大事。ミルクは三、四時間おきや乳児がほしがった時に与え、室内の温度は最低二〇度には保たないといけない」と指摘し、「栄養や保温が欠けたら衰弱で危険な状態になるし、清潔に保たないと感染症の心配が出てくる」と強い懸念を示す。
(産経新聞) - 1月7日2時40分更新
病院への怨恨の線を忘れていました……
>男は柊羽ちゃんを誘拐する直前に同病院三階のナースセンターを訪れ、「院長とわれわれの問題だ」などと話した上で、「院長宅にガソリンをまいた」などと書かれた病院への苦情とみられる文言を提示。二人の看護師を発煙筒のようなもので脅し、約十メートル離れた三〇七号病室に入った。
なんなんだコレは。
赤ん坊、もうダメかも分からんね。
無関係の人間の命が失われた場合、無差別テロと同じ罪で裁いた方がいいと思うんだ。
だって、そうだろ?
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